番外編 ~ろむ物語~

あたし「ろむ」
今年で10歳になる元気だけが取り柄の女の子だよ٩(ˊᗜˋ*)و

そして彼は「ろみお」
あたしの双子の弟で剣士適正Sランクのスーパーエリート( ´•౪•`)

でも身体が弱くてなかなか期待に応えられないみたい(´・_・`)

何も出来ない元気なあたしと、何でも出来る身体の弱い弟と、いつも2人で1つみたいな感じで一緒にいますᕙ( ˙꒳˙ )ᕗ

そんなとき、あたしの運命が大きくを変える出来事が起こりましたφ(. . )







【ろむの家】

〈トントンッ〉

ろむ「ろみおー
そろそろ道場に行く時間だよ(*´꒳`*)/」

扉の向こうからは何やら音が聞こえます。

〈ジャジャーン!〉

ろみお「うーん。
ギターは性に合わないなー(´・_・`)
やっぱTOKLOの村岡みたいになりたいなっ( ´罒`*)」

ろむ「まーた、音楽やってる!
あんたは剣士としてみんなから期待されてるんだから、いつまでもこのままってわけにはいかないんだよ?」

ろみお「わっ!
いつの間にいたの(゜ロ゜)?」

ろむ「ちゃんとノックしましたけど?
音楽に夢中になるといつもそれなんだから( ´︵` )」

ろみお「へへへっ( ´罒`*)」

ろむ「あたしだって頑張ってるんだから、一緒に頑張ってほしいんだけどなー( ´•ω•` )」

ろみお「んー、姉ちゃんと一緒には頑張るつもりだけど、俺はやっぱりこの夢は捨てられないよ(*˙˘˙*)」

ろむ「わかったわかった( ´︵` )
とりあえず道場には行かないとだからね(*´-`)」

ろみお「はいはい、分かりましたよ( ˙-˙ )」

ろむとろみおは家を出て、道場に向かいました。






【神へ続く道】

ろむ「なんかここって、山賊とか出そうで嫌なんだよなー(*゚ー゚)」

ろみお「1人ぐらいなら俺が倒すよ( ´罒`*)」

ろむ「あんたは体力的にそれが限界だもんねー( ´︵` )」

〈ガサガサ〉

横道から怪しげな男たちが現れた。

山賊A「お前ら、命が欲しかったら有り金全て寄越しな(*´﹃`*)」

ろむ「え!ほんとに出たの!?」

ろみお「姉ちゃん逃げて!」

〈シュンッ!〉

ろみおが一瞬にして山賊Aの後ろに回り込み、持っている木刀で斬りかかった。

〈キィン!〉

山賊A「おっと、あぶねー。
ガキのくせになかなかやるじゃねぇか!」

〈ドスッ!〉

ろみおが倒れ込む。

山賊B「兄者ぁ、遊んでないでさっさとやっちまうべー。」

背後から棍棒のようなもので、ろみおに攻撃をしていたようだ。

ろむ「ろみおっ!」

ろみお「…。」

山賊C「次は嬢ちゃんの番かぁ?
さっさと渡すもん渡したほうが利口だぜ?」

ろむ「な、なにも持ってない…からっ!
(怖くて身体が動かない…)」

山賊A「だったら海外に売り付けちまうか(゚∀゚)」

山賊達「はっはっはっ!」

ろむ「(誰か…助けて…)」

その時、

〈ドォーン!〉

空から1人の男が落ちてきた。

「いててててっ
いきなり崖から突き落としやがってあのクソ親父(> <)」

ろむ・山賊「……」

「んっ?」

落ちてきた男は周りを見渡す。

「倒れてる男に、薄汚ぇおっさん3人に怯えてる女の子(*゚ー゚)」

「(確かこういう時は!)」

「俺が来たからにはもう安心だヽ(•̀ω•́ )ゝ
(だったっけな?)」

ろむ「え?誰??」

「ん?俺の名前は…」

《勇者の名前を広げて有名にならないと、うまい飯を食って生きていけないぞ》

「(とか、パパが言ってたっけ(*゚ー゚))」

「俺は魔王討伐を宿命として生きてる勇者だよ( `・ω´・ )」

ろむ「勇者…様…」

勇者「とりあえずこいつらはやっつけるからもう安心して(*´ω`*)」

山賊A「なんだ貴様、いきなり出てきて舐めたことを!」

山賊B・C「これでもくらえやっ!」

勇者「邪魔(*゚ー゚)」

〈ドォン!〉

山賊A・B・C「うわぁー(゜ロ゜)」

勇者は持っていた枝を振り払い、斬撃だけで山賊を倒しました。

ろむ「(すごいっ)」

勇者「(お!なんか凄いの出来た(*゚O゚*))」

勇者「あ、てかパパのとこに戻らないとだ( ´︵` )」

ろむ「待ってください!」

ろむ「助けて頂きありがとうございました!」

ろむは深々と頭を下げた。

勇者「あーなんかあいつらムカついたから倒しただけだし気にしないで(* ´ ` *)ノ」

勇者「あ、あとそこの倒れてる男にもホイミをかけといたから直に起きると思うよ♪」

ろむ「ろみお(∋_∈)

本当にありがとうございます!!
(凄いかっこいい…)」

ろむ「勇者様(*゚O゚*)」

勇者「ん??」

ろむ「あの…あたしでも勇者になれますか?」

勇者「んー、どうなんだろ?
俺は生まれた時から勇者だったからなー(*゚ー゚)」

ろむ「それじゃああたしには無理ですか…」

勇者「あ、でも、
勇者ってのは強きを挫き弱きを守る者だから、そういう気持ちでやってればなれるんじゃないかな?
(ってことをパパが言ってたよーな)」

ろむ「それならあたしでもなれますか!?」

勇者「んー、俺が出来てるんだし、出来るんじゃないかな?」

ろむ「よかった。゚(゚^ω^゚)゚。

あたし、貴方みたいなかっこいい勇者になります!」

勇者「え?が、頑張ってね(*´ω`*)
(勇者なんて何もやることないのにいいのかなー?)」

勇者「とりあえず俺は行くよ(* ´ ` *)ノ
この辺はもう悪い奴らはいないと思うけど、いちお気を付けるんだよ(*´ω`*)」

ろむ「はいっ!
色々ありがとうございました(゚∀゚)」

勇者は落ちてきた崖を登り一瞬のうちに見えない高さまで登って行った。

ろみお「うーん…」

ろみおは目を覚ましたようだ。

ろむ「ろみお!
無事で良かった(∋_∈)」

ろみお「え?何がどうなったんだっけ(゜ロ゜)」

ろむ「無事だったから何でもいいよ(> <)」

ろみお「そっか( ´罒`*)」

ろむ「ろみお…」

ろみお「ん?」

ろむ「あたし、やりたいことが出来た!
だから、あんたも夢に向かって頑張りなさい( `・ω´・ )」

ろみお「え?いきなりどうしたんだよ!!(º ロ º )?」


ろむ「(勇者様…
あたし絶対、貴方みたいなかっこいい勇者になってみます。)」







それから、10数年後。

ろむ「あっちゃーん、今日も一緒に狩りにいこー(*´ω`*)」

あつ「良いけど朝から気持ち悪いな妹!笑」

ろむ「ほんとうるさい、このくそ兄貴!笑」

あつ「あ、そういやお前宛になんか郵便物来てたよ?」

ろむ「え!見てくるー!」

そこには1枚の封筒があった。

《月影の勇者 ろむ 様へ》


終わり

 

 

ろむ

ろみおまさかの本編登場(´^∀^`)w
あたしの戦闘好きなとこと、歌好きなとこが分裂した感じだね笑
んで出会いからめっちゃ胸アツ展開!笑
ろむがあっちゃんリスペクト~な感じがちょいちょい気になるけど🤢(笑)
10数年後シナリオのやり取りがまじ、今のろむとあっちゃんそのもので笑ってしまったww
これからどんな展開になるんだ~笑



2020-07-16 12:41


 

 




はる

ちびアツかっけー(笑)


2020-07-16 10:39