†13 ~昔話~

はる「行っちまったなー(・ε・)」
べーエル「……」

はる「これからどうなるんだろ(・ε・)」
べーエル「………」

はる「なんか喋れし(笑)」
べーエル「では、少し昔話でも」
はる「子ども扱いかよ( ´・ω・`)」

べーエル「昔むかしある所にお腹に子どもを宿した女性が居ました。その女性に産み落とされた赤子は、この世で最も愛されるべき存在に捨てられてしまいました。
しかし赤子は本能に従いました。生きたい…生きたい…心の叫びは声となり辺りに響き渡ります。
そこへ1人の女性が通りかかりました。名は『真冬』その名に似合わず心の暖かい女性でした。彼女は赤子を保護し、自分の子として育てました。
ある日、冒険家でもあった彼女の元にあるクエストが届きました。強大な魔物の討伐依頼です。報酬は1000万zell。これが成功すれば、子どもと不自由なく暮らせます。しかし幼子を連れていくわけには行きません。
行かないでと泣きつく子どもに彼女は御守りとして一振りの剣を与えました。必ず帰ると約束して。
その剣は"冷剣マフユ"
母親と同じ名前の剣は幼子にとって御守りとして十分過ぎるほどでした。
そして、数日後約束通り母親は帰りました。ただし動かぬ体となって………」

はるは大粒の涙を流していた。
はる「なんで…?お前がその話を知ってるの?
べーエル「……」
はる「なんで…その記憶がおれにあるんだ…??ちょっと待って…おれは…どっちだ?おれは加奈川で生まれて池場に引っ越して…あれ?でも真冬って?おれのかーさんで…」
べーエル「あなたは春葉ごうであると同時にこの世界のはるでもあるのです。ごうとはるは魂を共有しているのですよ。」
はる「そういう事か…て事はあっちゃんも?」
べーエル「モチのロンです( ˇωˇ )」

べーエル「それで、あなたその剣はどうしたんですか(≧з≦)プププ」
はる「優しいおじさんにあげちゃった( ∵ )」
べーエル「( ゚∀゚)・∵ブハッ!!」
はる「知ってたんだろ(っ`ω´c)ギリィ」
べーエル「モチのロン( ゚∀゚)・∵ブハッ!!」
はる「ガキだったんだよ!無垢だったの!ピュアだったの!優しくされたら信じちゃうんだよ(っ`ω´c)ギリィあのオヤジ見つけ出してブッチめてやる(っ`ω´c)ギリィ」
べーエル「形見の剣を知らないおじさんにあげちゃうとか( ゚∀゚)・∵ブハッ!!冷属性の魔剣ですからね、売るところに売ればビルが建ちますよ( ゚∀゚)・∵ブハッ!!」
はる「お前キャラ変わってんぞ!ムカつくのは変わんないけどな!」

べーエル「あ、勇者が向こうの世界に着いたようですよ。一緒に見守りましょうか(≧з≦)プププ」

 

はる

 

 

G

なんか読んでてニヤニヤしちゃう(笑)
もちのろんです(笑)
はなわくんまた来るのか(笑)


2019-10-09 16:47


 

 




みあ

なるほど((φ(・ω・*)

えっあの気持ち悪いセリフ
重要になるんだ:( ›´ω`‹):笑
忘れたくてももう忘れられないよ笑


2019-10-08 23:18


 

 




はる

そうそう
ごうさんがゲームに吸い込まれるより前にはるは存在しててこの世界で生きててそんな感じです
因みに赤い糸のくだりは今後重要になってくるから覚えててね(笑)


2019-10-08 21:39


 

 




みあ

ん?難しい(´ ˙꒳˙ `)…

はる(ごう)の記憶じゃなくて、はるって人の記憶ってこと?


2019-10-08 21:37


 

 




はる

前にゲームに吸い込まれた時に
その世界にいたはるって人物と同化した?みたいなφ(・ェ・o)
だからはるの記憶も魂も共有されてごうさん混乱した的な?
普通の入り方じゃなかったからねφ(・ェ・o)
べーエルの話で幼い頃の記憶が戻った的なアレです。


2019-10-08 21:11

 

あつ

まさかのはるにシリアス展開あるとは( ゚д゚ )

でもはるってこっちの世界に来てすぐるーなと出会わなかったっけ?

どういう感じだろよかった( '-' )


2019-10-08 20:33