劇場版 Wheel of Fortune scene9

06達はナゴーヤからナインステイト地方へ向かうため、鉄馬車駅へ来ていた。

【鉄馬車・敷かれたレールの上を高速で走る機械仕掛けの列車。馬が引いている訳では無い。最新の魔法技術と科学技術を融合させた鉄馬車を新幹線と呼ぶ。最高時速は500キロメートル】


しばらく待つと、新幹線がやってきた。丁度ボックス席が空いていたので、向かい合って窓際へ座る。真冬は06にガムを勧めたが、いらないと断られ少し落ち込んでいるようだ。その様子を見た06は罪悪感を感じ、2人でうすしおを食べるよう提案する。喜んでうすしおを開ける真冬を見て、チョロいなと心の奥で思った。鉄馬車はゆっくりと動き出す。

流れる景色は、町から自然豊かなものへと変わっていく。小高い丘の上を走る鉄馬車。遠くに大きな湖が見えた。琵琶湖である。琵琶湖には龍が住むと言われており、伝説の7つの玉を湖の底に捧げると龍が現れ、どんな願いも1つだけ叶えてくれるそうだ。いったい、どんな願いを叶えてもらおうか。叶えたい夢が沢山あって選べない。いや、夢は叶えてもらうものではなく、その手で掴むものだ。2人はそう誓い合った。

窓の外は何とも言いがたい、風流な景色へと姿を変えた。古都・今日都。ここはこの大陸に国が出来た時、皇帝が住んでいたとされる都である。今でもその頃の面影を残し、どこか懐かしさを感じる町並みがある。碁盤目状に整備された町は、空から見るととても綺麗だ。06は君の方が綺麗だよ。と言おうとしたが、恥ずかしくなって辞めた。

それから間もなく、鉄馬車は大陸西部最大の都市、小阪駅に到着した。名前は小さそうだが、帝都にも引けを取らない巨大な都市だ。車内アナウンスによるとここでしばらく停車するらしい。丁度昼時でもあったため、06は駅弁を買いに売店へ向かい、小阪名物たこ焼き弁当と、お好み焼き弁当を買って帰ってきた。

【たこ焼き弁当・タコをぶつ切りにし、小麦粉等をまぜ生地にした物の中に入れ、まぁるく焼き上げた食べ物。油断すると上顎を火傷する。食べた後は笑ってはいけない。歯に青のりが着いているからだ。】
お好み焼き弁当・これまた小麦粉等を生地にして、みじん切りにしたキャベツや、生姜、豚肉など、好きな具材をまぜ、薄く焼き上げた食べ物。生地に山芋を混ぜるととても美味い。ソバを入れる国もある。マヨネーズは外せない。勿論、青のりが着いているので笑ってはいけない。】

06が戻ってくると再び鉄馬車が動き出した。窓の外を見ながら、半分ずつ交換こして食べた弁当は、ソースと青春の味がした。

弁当とおやつを食べてお腹いっぱいになった2人は少し昼寝する事にした。寝てる間にも鉄馬車は走り続ける。何て便利な乗り物だろう。昼寝から覚めると、見渡す限り、広大な海が広がっていた。海の上に巨大な橋を掛け、レールを敷いたのだ。この海を渡れば目的地ナインステイト地方。目指すは犬ヶ岳

このまま目的地に着かなければいいのに…ずっと2人で鉄馬車の旅を続けたい。この鉄馬車の終着駅は、2人の未来!なっちゃって♡キャー(*´˘`*)♡

この先にどんな冒険が待っているのか。新たな冒険の舞台を目の前に、2人は心を弾ませ、鉄馬車はナインステイト地方、博士田駅に到着した。

 

 

 

はる

ブラックアーミー軍団は来ないから安心して


2019-11-12 13:08


 

 




G

笑ってはいけない。


2019-11-11 21:52


 

 




はる

アベルも06もめちゃくちゃカッコよく仕上がった(笑)
そして真冬がだんだん可愛くなってきちゃった(・ε・)



2019-11-11 20:45


 

 




あつ

06のほうがかっこいいはずφ(・ω・`)


2019-11-11 20:09


 

 




みあ

はるの脳内ってどうなってるの?笑
これ何回も何回も呼んだら
ジワってくる笑

パパがとうとう出てくるのね( ゚д゚ )!
私のパパかっこいいからなぁ
真冬が惚れちゃわないか心配(*ノω・*)テヘ♡




2019-11-11 19:53

 

はる

もう直ぐアベル出てくるなーって思って、アベル回は全部語りだったから今回はセリフ無し回にしてみた


2019-11-11 19:25


 

 




あつ

周りに人いるときに見たから、凄いきつかった笑

いきなり説明調なに笑

しかも仲良いな2人笑

青のりのくだり面白い笑

とりあえず着いたってことね笑


2019-11-11 15:11